060823 Jakuchu 01 060823 Jakuchu 02 060823 Jakuchu 03
27日(日)に終わってしまうので、ぎりぎりでしたが「若冲と江戸絵画展」に行ってきました。  いや〜、最高でした。

今まで観た展覧会の中で一番よかったかも。最初の部屋を観てる時からあと2回は来たいと思ったくらい、絵を長く観ていたくて次に進むのが惜しいと思ったくらい、何度も目頭が熱くなったくらい、ついニヤニヤしちゃうくらい、色々考えちゃって絵に集中できないくらい、自分の価値観が変わっちゃうんじゃないかってくらい、挙げればきりがないほどよかった。

 若冲ももちろんいいんだけど、他の絵もかなりいい。今まで観たことなかった、改めて観た日本画の表現に脱帽でした。あと最後にある光の当て方が変わる展示の仕方が斬新で、絵に当ててる照明が明るくなったり暗くなったりするんだけど、暗くなった時の見え方が相当よかった。そもそもその時代の人は暗い所で観ていたはずで、そういう意味では本来日本画は暗い所で観るべきなんじゃないかと思った。

来てるお客も老若男女どころか人種も問わず色々な人がまんべんなく来ていてなんだか嬉しかったです。 まだ観てない人はもう終わりに近くて混んでいるので朝っぱら(9時半)から観に行くべき。もしくは次は京都でやるみたいだから、それに行ってもいいくらいです。

060803 Namjunepaik-1

さよならナム・ジュン・パイク展?

てことは亡くなったってこと?

と不覚にもナム・ジュン・パイク氏が今年亡くなったことを知らなかったのですが、こりゃ観に行かなくてはと青山にあるワタリウム美術館に行ってきました。

ナム・ジュン・パイクはアジアを代表するアーティストでありテレビや映像等を使った表現の先駆者で、パフォーマンスもやるし絵も描くしなんでもできる人でした。実は東大出身だったことを今回初めて知ったのですが、語学堪能、世界をまたにかけて活躍した人で、作品を観てもその頭の良さが分かります。2000年にNYのグッゲンハイム美術館で回顧展を観た時に相当衝撃を受けました。

作品を観てて「ヤベぇ、やろうとしてたこととかぶってる!」というものが形こそ違えど方向性的にはあったりしてびっくりするやらくそ〜と思うやら。まあ一つは2000年以上前からあるモチーフ(対象?)ではあるんだけど。今作ってるテレビを使う作品をナム・ジュン・パイクへのオマージュにすることを決めました。

その日はたまたまアーティストのトークがある日でポスペとかメーヴェとか作ってる八谷さんが来るってことだったので(結構美術館に行くとアーティストのトークの日に当たったりする。村上隆、明和電機、こないだのちばてつやとか)始まるまで3時間くらいあったけど一期一会とパイクさんも言っていたので、これも縁かと近くで時間をつぶしてそれにも参加してきました。これも面白かった上にお土産ももらってしまった。うしし。あ、館長の渡(わたり)さんもいました。だからワタリウムかよ!!

8/25にはTEI TOWAとヒロ杉山が来るらしい。そっちも観たい。

そして帰りに浜口順子を見た。(ホリプロが目黒にあるのです)

青山で見た人はMEGUMIっぽかった。

ワタリウム美術館